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ぶどうに使える農薬を紹介!コスパがよくて家庭栽培でおすすめ!

お勉強

最初に言うと、ぶどうに農薬は必需品です。

ぶどうの多くの品種は雨や湿気から発生する、カビが原因の病気に弱いんです。

また、ぶどうの木に大きなダメージを与える害虫もいます。

どちらも果実の出来を左右したり、最悪木が枯れてしまうこともあります。

完全ハウス栽培で、雨が当たらない、虫が入らないようにするのであれば無農薬に挑戦することもできるとは思いますが、家庭(露地)で栽培するときにはどうしても完璧な設備は難しいでしょう。

農薬と聞くと健康被害が心配になるかもしれませんが、現在の農薬はそれぞれ残有農薬に「人が一生の間、毎日とり続けても健康に影響しない量」が設定されているので、あまり不安視する必要はないと思います。

ただ、農薬は高額な物もたくさんあります。

趣味の範囲で揃えるには大変です。

ここではぶどうに使える比較的お買い求めしやすいコスパの良い農薬をご紹介します。

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農薬の種類

農薬は用途に分けて大きく2種類です。

殺菌剤:病気を防ぐもの(治療するもの)

殺虫剤:害虫を退治するもの

それに加えてぶどうの場合には

・種無し化、果実の肥大を促進するための農薬

があります。

殺菌・殺虫剤の中でも

・予防するための農薬

・治療もできる農薬

があるので注意しましょう。

また効果の持続に関しても、違いがあります。

それを考えて自分なりの散布タイミングを考えましょう。

「JA 防除暦 ○○(果物)」で検索するとプロの散布タイミングがわかります。

ここで紹介するものはすべてぶどうに適用があるものなのでどれを買っても大丈夫です。

そして種無しブドウを作るには欠かせない「ジベレリン」や「ストレプトマイシン」も農薬となります。

使い方を覚えて正しい使い方をしましょう。

農薬を散布する際の注意

農薬は決して体に無害ではありませんので、使用する際は極力目に入らない・吸い込まない・皮膚に付かないようにしましょう。

ただ、僕はプロの用に大々的に散布するわけではないので、自己責任で軽装でやることも多いです。

(もちろん露出部分に付着したら洗い流します。)

マスクは今どの家庭にもあるでしょうから、マスクは最低限しましょう。

また、農薬には希釈濃度や使用回数などが決まっています。

家庭用といえども守らなかった場合、罰則(3年以下の懲役、100万円以下の罰金)がありますので、捕まることはほぼありませんが、植物や人体に薬害を出さないためにも必ず守るようにしましょう。

殺菌剤

殺菌剤は主にカビによる病気を予防・治療するための薬剤です。

いちじくに多い病気として

  • さび病(葉、果実、新梢に灰色の胞子状のカビが発生する)
  • 疫病(梅雨期、収穫期に多く、果実や葉が白色粉状のカビに覆われる)
  • モザイク病(葉脈に沿って色が薄くなり、果実が奇形になることもある)
  • 灰色カビ病(葉の裏側から黄色・茶色の斑点が発生し、進行すると落葉する)

があります。

薬剤ごとにどの病気に効果があるというのが決まっているので必ず調べてから購入するようにしてください。

いちじくは「果樹類」または「いちじく」と書いてある農薬が対象です。

以下で比較的安く通販で買える農薬をご紹介します。

オーソサイド水和剤80

まず僕的に殺菌剤の中で必須とも言える3種の神器の一つ、オーソサイド水和剤80です。

様々な種類の野菜・果樹・花などに使えて、カバーしている病気も多い、使い勝手の良さが売りです。

病気になったときのためにこれだけは買う人も多いでしょう。

量もバリエーションがあり、50g・250g・500g・1.25kgとありますが、250g以上は趣味の範疇では有効期限内に使い切れないと思います。

50gなら500円ほどで購入できますので、常備薬にどうぞ。

ぶどうに使用する場合、幼果期~袋掛けまでの散布は、果粉の溶脱や果実の汚染を生じることがあるので十分注意してください。

ぶどうへの適用は以下です。

病名希釈倍数使用方法散布期限散布回数備考
晩腐病800倍散布収穫30日前3回以内
褐斑病800倍散布収穫30日前3回以内
黒とう病800倍散布収穫30日前3回以内
枝膨病800倍散布収穫30日前3回以内
灰色かび病800倍散布収穫30日前3回以内
べと病800倍散布収穫30日前3回以内

トップジンM水和剤

ホームセンターにも必ず置いてある有名な殺菌剤です。

オーソサイド水和剤80より散布期限は長いですが、オーソサイド水和剤80と同等以上に様々な種類の植物に使えます。

1gずつの個包装になっていますので、計量スプーンで量を悩むこともありません。

こちらも複数のサイズが売っていますが、趣味の範囲で通常仕様であればこの量くらいで十分でしょう。

高い浸透性があり、葉の中にいる菌も殺菌できます。

トップジンMゾルという液体タイプの農薬もありますが、そちらはぶどうには適用がありませんのでご注意ください。

ぶどうに使用する場合、幼果期以降の散布は果粉の溶脱や果実の汚れを生じるおそれがあるので注意です。

袋がけをしてから散布しましょう。

病名希釈倍数使用方法散布期限散布回数備考
うどんこ病1000~2000倍散布収穫45日前1回休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は1回以内
晩腐病1000倍散布収穫45日前1回
褐斑病1000~2000倍散布収穫45日前1回
黒とう病1000~2000倍散布収穫45日前1回
苦腐病1000~1500倍散布収穫45日前1回
灰色かび病1000~2000倍散布収穫45日前1回
芽枯病1000倍散布収穫45日前1回

ベンレート水和剤

僕的3種の神器の最後はベンレート水和剤です。

これも浸透移行性が高く、休眠中のぶどうにも予防薬としても利用可能です。

こちらもサイズの種類は豊富ですので、他のものにもたくさん使いたい場合は大袋をどうぞ。

低濃度で使用できるので、葉を白く汚す心配が少ないです。

例としてうどんこ病には2000~3000倍に薄めたものを使うので、一袋(0.5g)で1リットル~1.5リットルの散布液ができます。

病名希釈倍数使用方法散布期限散布回数備考
うどんこ病2000~3000倍散布収穫45日前3回以内休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は3回以内
晩腐病2000~3000倍散布収穫45日前3回以内
晩腐病200~500倍散布休眠期1回
褐斑病2000~3000倍散布収穫45日前3回以内
黒とう病2000倍散布収穫45日前3回以内
黒とう病200~500倍散布休眠期1回
枝膨病200倍散布休眠期1回
つる割病200~500倍散布休眠期1回
灰色かび病2000~3000倍散布収穫45日前3回以内
芽枯病2000倍散布収穫45日前3回以内

トリフミン水和剤

予防だけでなく、すでに葉内に入り込んでいる菌に対して治療効果もある薬剤です。

黄色がかったあまり綺麗な色ではない粉末なので、葉が少し汚れてしまいますが気になさらず。

使う時に舞い上がりやすいのにも注意が必要です。

果樹や野菜など様々な適用対象がありますので、持っていて損はないでしょう。

病名希釈倍数使用方法散布期限散布回数備考
うどんこ病2000~3000倍散布収穫7日前3回
褐斑病2000倍散布収穫7日前3回
黒とう病2000倍散布収穫7日前3回

Zボルドー

こちらは殺菌剤というくくりですが、殺菌するためのものではなく、予防薬です。

効果としては薬剤が表面に膜を張って菌を付着させないというイメージです。

そのため使用頻度や使用期間の制限はありません。

ただし、そのままで使うと薬害がでる可能性があるため炭酸カルシウム水和剤を混ぜて使うことが推奨されています。

ただし、このZボルドーを使うと、表面に白く(うどんこ病のような)跡が残ります。

薬剤が付着している証拠にはなりますが、下の写真のように見た目は汚くなるので注意です。

ちなみに炭酸カルシウム水和剤で調べるとクレフノンというものが出てきますが、10kgなんですね。

さらに、炭酸カルシウムは200倍に薄めて使用なので、全然減りません。

さすがに多すぎて使いきれないので、炭酸カルシウムならいいんだろってことでこちらを混ぜています。

食品添加物なので安心です。これでも多いくらいですけどね……。

殺虫剤

殺虫剤はその名の通り、害虫を殺すための薬剤です。

ただし、害虫の中でもバッタなど大きい昆虫には効果が薄いです。

アブラムシやカイガラムシ、最大でも小さめのカメムシくらいにしか効果がありません。

逆を言えば、視認しづらく退治しにくい小さな虫の被害を避けるために散布する薬剤が多いです。

殺虫剤も予防的に散布して効果が長く続くものや、散布時に殺虫するものなどありますので、対象の害虫とタイミングにあった薬剤を使用しましょう。

スミチオン乳剤

発売から40年ほど経つ歴史ある殺虫剤です。

薬剤が直接付着、または薬剤が付いている植物を吸汁した際に効果を発揮します。

卵から成虫まで効果を発揮するので、予防というより害虫を見つけたら際に使用するタイプの農薬です。

雨に弱いようなので、あまり長期間の効果は見込めません

大粒種と小粒種で散布期限が異なるので注意が必要です。

お値段も良心的なので、ぶどうだけでなく野菜や花などのためにも持っていて損はないでしょう。

害虫名希釈倍数使用方法散布期限散布回数備考
アブラムシ類1000~2000倍散布収穫21日前(大粒種)
収穫90日前(小粒種)
2回以内収穫終了後から萌芽までは2回以内、萌芽後は2回以内
ブドウトラカミキリ1000倍散布2回以内
ブドウスカシバ1000~2000倍散布2回以内
キンケクチブトゾウムシ成虫1000倍散布2回以内
ハマキムシ類1000倍散布2回以内
フタテンヒメヨコバイ1000~2000倍散布2回以内
クワコナカイガラムシ1500倍散布2回以内
ブドウトリバ1000~2000倍散布2回以内

ダントツ水溶剤・ベニカ水溶剤

殺虫剤界で一番幅広く使えるのがこちらです。

2つとも有効成分・濃度は一緒なので、同一のものと考えていいでしょう。

そのため、散布限度回数は共通でカウントすることに注意が必要です。

野菜・果樹・花など幅広い植物に使用でき、有効成分が植物内に浸透するため、効果時間も最大1ヶ月というまさにダントツの一品です。

有効成分が浸透するため、葉の表面に散布すると裏についている虫にまで効果を発揮します。

また、散布期限も収穫前日まで可能なので、散布時期を気にする必要がありません。

スミチオンと同じく植物を育てている人には必須の一品でしょう。

ただし、ぶどうの房に袋掛けをする前の、まだ幼果の状態で散布すると溶脱してしまうことがあるので注意しましょう。

害虫名希釈倍数使用方法散布期限散布回数備考
ブドウトラカミキリ2000~4000倍散布収穫前日3回以内
カメムシ類2000~4000倍散布収穫前日3回以内
コガネムシ類2000~4000倍散布収穫前日3回以内
チャノキイロアザミウマ2000~4000倍散布収穫前日3回以内
フタテンヒメヨコバイ2000~4000倍散布収穫前日3回以内
コナカイガラムシ2000~4000倍散布収穫前日3回以内

フェニックスフロアブル

男心をくすぐるカッコいい名前の殺虫剤です。

「フロアブル」というのは薬剤の粒子が非常に細かく、水に溶いた時に素早く水中に拡散し、泡立ちにくい薬剤の総称です。

殺虫剤は視認しにくい虫への対処と書きましたが、こちらは毛虫や蛾など大きな虫にも効果があります。

葉を食い荒らす蝶や蛾の幼虫にはこちらがピッタリですね。

粘性が高いので、下で紹介する「展着剤」も併用の必要はありません。

野菜の適用は多くありませんが、主要な果実には大体使えます。

ぶどうの幼果期から果粒肥大期に使用する場合は、果粉の溶脱が生じるおそれがあるので袋がけをしてから使用しましょう

害虫名希釈倍数使用方法散布期限散布回数備考
ハスモンヨトウ4000倍散布収穫14日前2回以内
ケムシ類4000倍散布収穫14日前2回以内
ハマキムシ類4000倍散布収穫14日前2回以内
スカシバ類4000倍散布収穫14日前2回以内
モンキクロノメイガ4000倍散布収穫14日前2回以内
ミノガ類4000倍散布収穫14日前2回以内
ホソオビツチイロノメイガ4000倍散布収穫14日前2回以内
スカシバ類500倍散布開花期まで1回樹幹部及び主枝に散布

ベストガード水溶剤

顆粒タイプの跡が残りにくい薬剤です。

アブラムシやアザミウマなど小さめの虫が中心ですが、カメムシなどにも効果があります。

害虫の天敵には効果を表さないことが多いので、薬剤+天敵で害虫を退治できます。

葉の表面に散布すれば裏面まで浸透するトランスラミナー効果もあるため、裏にいる虫にも有効です。

ぶどうには収穫30日前まで使用できます。

効果が長く残るので早めに散布しましょう。

青い顆粒で液剤になってもわかりやすいです。

ぶどうの幼果期からに使用する場合は、果粉の溶脱が生じるおそれがあるので袋がけをしてから使用しましょう

害虫名希釈倍数使用方法散布期限散布回数備考
アザミウマ類1000~2000倍散布収穫30日前3回以内
フタテンヒメヨコバイ1000倍散布収穫30日前3回以内
コナカイガラムシ類1000~2000倍散布収穫30日前3回以内

コルト顆粒水和剤

従来の殺虫剤とは異なる効果の薬剤です。

害虫の吸汁行動を阻害し、絶食状態にする恐ろしい効果があります。

吸汁ができなくなった害虫はそのままゆっくりと餓死します。

そのため散布してもしばらくは生きていますが、やがて死に至ります。

ぶどうの幼果期以降に使用する場合は、果粉の溶脱を生じるおそれがあるので注意してください。

害虫名希釈倍数使用方法散布期限散布回数備考
チャノキイロアザミウマ3000倍散布収穫前日3回以内
ツマグロアオカスミカメ3000倍散布収穫前日3回以内
カイガラムシ類3000倍散布収穫前日3回以内

アルバリン顆粒水溶剤

幅広い適用対象を持ち、浸透移行性効果も長期間維持できる優れた殺虫剤です。

例として稲では60日ほどの残効があるデータがあります。

収穫前日まで使用でき、散布回数も3回まで可能です。

他の果樹・野菜にも広く使えるので、持っておきたい薬剤の一つですね。

ぶどうの幼果期から果粒肥大期の散布は果粉の溶脱のおそれがあるので使用をさけてください。

害虫名希釈倍数使用方法散布期限散布回数備考
ブドウトラカミキリ2000倍散布収穫前日3回以内塗布散布の合計3回
カメムシ類2000倍散布収穫前日3回以内
チャノキイロアザミウマ1000~2000倍散布収穫前日3回以内
フタテンヒメヨコバイ3000倍散布収穫前日3回以内
コナカイガラムシ類1000~2000倍散布収穫前日3回以内
コナカイガラムシ類20~40g/樹本剤1gあたり水1mLの割合で混合し、主幹から主枝の粗皮を環状に剥いだ部分に塗布する。幼果期まで(但し、収穫30日前まで)1回
クビアカスカシバ40g/樹本剤1gあたり水1mLの割合で混合し、主幹から主枝の粗皮を環状に剥いだ部分に塗布する。幼果期まで(但し、収穫30日前まで)1回

農薬と一緒に使う「展着剤」

展着剤とは、農薬を水で溶いた際に一緒に入れる薬剤です。

①農薬が水と均一に混ざるようになる

②農薬を散布した際に植物にしっかり付着するようになる(雨などで流れ落ちにくくなる)

効果があります。

例えばキャベツの葉なんかはワックスがかかったようにつるつると水をはじきます。

これは芽キャベツですけど……。

こんな感じでまったく水を寄せ付けないので、普通に農薬を散布しただけでは薬剤も弾かれてしまいます。

その時に展着剤を入れると、付着しやすくなりますので農薬を使う場合はぜひ一緒に使いましょう。

殺菌剤や殺虫剤だけでなく、普段遣いの除草剤にも入れるとしっかり枯らすことができますよ!

以下がおすすめの展着剤です。

ダイン

展着剤といえばこれ!というくらいに代表的な展着剤です。

価格も300円弱くらいでお手頃です。

葉に固着しやすくするため、雨でも薬剤が流れにくくなります。

とりあえず展着剤が欲しい!と思ったのであれば、まずこの展着剤の購入がおすすめです。

ブレイクスルー

先日購入した、名前の響きもカッコいい展着剤です。

説明には「スーパースプレッディング効果により、薬液を瞬時に広げます。」

とありますが、要は水滴の粒が葉の上でよく広がって馴染む効果があります。

瞬時にとは行きませんが、10分~20分くらいたつと確かに粒が薄くなり周囲に広がっています。

これも水を弾きやすい植物や、水を弾くイネ科っぽい草が多い場合の除草剤にも有効です。

種無し化・肥大化に使う農薬

せっかくシャインマスカットの苗を買ったとしても、種無し化の農薬を使わなければ「種入り」シャインマスカットになります。

なので、せっかくですから種無し化にチャレンジしてみましょう。

ジベレリン協和錠剤

ぶどうを栽培している人はみんな大好きジベレリンです。

ジベレリンは植物ホルモンの総称で、植物の開花促進、草丈伸長促進、生育促進の効果がある植物成長調整剤になります。

これがぶどうの種無し化や果実の肥大化もできるんですね。

使い方としては1リットルの水に1錠溶かすと、25ppmという濃度になります。

これがシャインマスカットの種無し化にピッタリの濃度です。

デラウェアなどは4倍の100ppm必要なので、250mlの水に溶かすことになります。

ジベレリン自体はたくさん販売されていますが、例えば「ジベラ錠5」は1リットルで5ppmの濃度なので、シャインマスカットの種無しには5錠または1/5の200mlに溶かすことが必要になります。

また、液体のジベレリン液もありますが、ぶどうには適用がありませんのでご注意ください。

家庭用としてコストパフォーマンスと使いやすさを考えると、この25ppmの錠剤が優れていると思います。

アグレプト液剤

実はジベレリンだけではシャインマスカットは完全に種無しにできません。

アグレプト液剤の主成分であるストレプトマイシン、本来は殺菌剤なのですがこれを併用することで種無し率を100%に近い状態へ持っていくことができます。

(使用するタイミングがうまくいけば。)

そのためジベレリンを買う決意がついた人は、こちらも必ずセットで買っておいた方がいいです。

ただし、シャインマスカット以外のぶどうには使用しないこともありますので、育てている品種に応じて使用してください。

基本的にはシャインマスカットとなにかをかけ合わせた、シャインマスカット系列品種であれば使えると思います。

フルメット

10mlで2000円ほどの高級薬です。

こちらも植物ホルモン剤です。

品種によってはジベレリン+フルメットで種無し化&肥大することをおすすめしているものもあります。

1リットルの水に一瓶入れると10ppmになるようなのですが、僕は家庭栽培では完全に出費が激しすぎるため使ってはいません。

1回の満開で一瓶使わなくてはいけないので、他の花が満開になる時期がずれるとその分だけフルメットが必要になるからです。

うまく農薬を使って、安心のぶどうを作ろう

無農薬栽培もそれはもちろんすばらしいことですし、かといって農薬栽培がそれに劣っているわけではありません。

うまく農薬を使うことで、病気の予防・治療や害虫の駆除もできるということは、それだけ安心な木に育ち、安心な実ができるということです。

いくら無農薬でもカビ菌が繁殖している木からできた実を食べるのは抵抗があると思います。

ルールに従った使い方で、立派なぶどうを育てましょう。

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