本州の最北端に位置する東北地方には豊かな自然が数多く残されています。
都心からのアクセス手段も豊富で、新幹線はもちろん、車やバイクで道中の景色を楽しみながら訪れることもでき、自然派の旅が好きな方にはぴったりです。
今回は、そんな東北の自然を楽しめるおすすめの絶景スポットを、定番から穴場までご紹介します。
『青森県』
東北最北端の青森県は、東京から約700kmも離れていますが、2010年に東北新幹線が新青森駅まで開通し、東京駅から3時間少々で青森まで行くことが可能になりました。
自然いっぱいの魅力スポットが近くなったので是非おすすめです。
「おすすめ絶景スポット1:奥入瀬渓流・十和田湖」
青森と秋田の両県にまたがる十和田湖と、その十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流は、東北有数の景勝地です。渓流に沿って散策路が整備されており、新緑や紅葉の時期はもちろん、四季折々の美しい景色が訪れる人を癒してくれます。
「おすすめ絶景スポット2:十二湖(白神山地)」
青森県南西部から秋田県北西部に広がる白神山地は、世界最大級の原生的なブナ林をはじめ貴重な生態系が保たれていることから、1993年に世界自然遺産に登録されました。
その白神山地の西側に位置する複数の湖の総称が十二湖です。厳密には世界遺産区域からは外れていますが、青池をはじめとする美しい湖は人気の散策コースです。
「おすすめ絶景スポット3:弘前公園」
弘前市の中心部に位置する弘前公園は、藩政時代に弘前藩を治めた津軽家の居城、弘前城が基になっており、園内には天守をはじめ櫓や城門などの遺構が残されています。
弘前公園で最も有名なのは桜でしょう。世界に誇る弘前公園の桜は例年4月下旬に見頃を迎え、水面に映る桜や花筏の絶景は訪れる人を魅了します。
『秋田県』
秋田県には雄大な日本海と自然豊かな山々があります。温泉地にも恵まれ、特に乳頭温泉郷をはじめとする田沢湖周辺の温泉地が有名です。
「おすすめ絶景スポット4:抱返り渓谷」
抱返り渓谷は秋田県仙北市にあり、紅葉の名所として有名な絶景スポットです。紅葉だけではなく、美しいブルーの渓谷は緑の季節に訪れても絶景を十分に楽しめます。人気観光地の田沢湖に近いですが、抱返り渓谷は比較的人が少なく、人混みが苦手な方にもおすすめです。
「おすすめ絶景スポット5:寒風山」
男鹿半島の付け根の部分に位置する寒風山は、山全体が芝生で覆われ遮るものがなく、頂上付近からは八郎潟から日本海の海岸線まで一望できます。回転展望室からの360度の大パノラマは必見です。定番観光スポットの入道崎に近いですが、寒風山は比較的空いています。
「おすすめ絶景スポット6:小安峡」
小安峡は、秋田県湯沢市にある観光名所です。皆瀬川の急流が両岸を侵食してできたV字谷で、階段で下に降りると遊歩道が整備されています。小安峡で1番のおすすめスポットは「大噴湯」です。岩肌から吹き出す蒸気や熱湯は、大地のエネルギーを感じさせます。
『岩手県』
岩手県には、美しい自然と美味しい海の幸が楽しめる三陸海岸や、歴史に触れられる平泉遺跡群などのスポットが数多く存在します。
「おすすめ絶景スポット7:浄土ヶ浜」
浄土ヶ浜は、本州最東端の岩手県宮古市にある人気の景勝地です。岩肌の白と海の青のコントラストが美しく、複雑に入り組んだ入江の波は穏やかで、訪れた人を魅了します。浄土ヶ浜レストハウス3階の展望台など、少し高いところからの眺めが特におすすめです。
「おすすめ絶景スポット8:竜泉洞」
岩手県下閉伊郡岩泉町にある竜泉洞は、日本三大鍾乳洞のひとつで、国の天然記念物にも指定されている絶景スポットです。洞内のあちこちがライトアップされ、神秘的な雰囲気を醸し出しています。特に、地底湖の美しさは必見です。
「おすすめ絶景スポット9:中尊寺」
中尊寺は岩手県平泉にある、天台宗の東北大本山です。奥州藤原氏にゆかりの寺として知られ、金色堂をはじめ3000点以上の国宝・重要文化財を現代に伝えています。2011年には世界文化遺産に登録されました。歴史的建造物はもちろん、四季折々の美しい自然も見どころのひとつです。
「おすすめ絶景スポット10:小岩井農場」
小岩井農場は、岩手県岩手郡雫石町にある日本最大の民間農場です。
その有名な名称は、多くの人が聞いたことがあるでしょう。
岩手山をのぞむ雄大な大自然の中で、農場産のグルメやアクティビティを楽しめます。動物とのふれあい体験は子どもだけでなく大人にも大人気です。
後半へ続く
前半は北東北の魅力あふれるスポットをお伝えしました。
後半では南東北の名所をぎゅっと詰め込んで解説いたします!
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