前回のおさらい
前回では、山と海のキャンプ場についてご説明しました。
今回は身近な町中に多い公園型のキャンプ場や、山地ではあるものの景色が開けてスペースも豊富な高原キャンプ場、川や湖に面した河川・湖畔キャンプ場についてご説明いたしますね。
みなさんもお住まいの県で、海に面している・山間部が多い・平地が多いなど、それぞれの特徴があると思います。
自分の近くにはないキャンプ場についても興味を持っていただけたら嬉しいです。
公園キャンプ場
公園の一角をキャンプ場として利用している、またはキャンプやバーベキューなどのアクティビティをするスペースとしての公園を挿します。
比較的町中や、移動しやすい場所にあることが多いです。
また、自然の豊かな公園にも併設されていることも多いと思います。
公園の管理者がキャンプ場の管理者を兼務している所が一般的でしょう。
中には市町村が窓口になっている公園キャンプ場もあります。
ここをキャンプ地とする!
— ショウ☆CB900hornet (@showshornet) 2019年6月8日
本別公園キャンプ場 pic.twitter.com/KsNoXe1dEZ
公園キャンプ場の長所
・比較的交通の便が良い所にある
上記にもありますが、比較的町中だったり、移動しやすい場所にあることが多いです。
キャンプ場は車で何時間もかけて山奥へ行ったり、場所によっては携帯の電波が微妙……なんて場所もあります。
公園キャンプ場であれば、近くにスーパーやコンビニ、食事をする所もありますので、気軽にキャンプへ出かけられますし、現地付近で食材など調達しやすいため、荷物も少なくすることができます。
・デイキャンプや公園で遊ぶことを目的とした短時間キャンプがしやすい
キャンプは何も泊まるだけがキャンプではありません。
デイキャンプも立派なキャンプですし、バーベキューだけでもいいでしょう。
運転や力仕事が得意なパパがいなくてもママと子供だけでも楽しめるデイキャンプは、近場でもできる公園キャンプ場が便利でしょう。
公園キャンプ場の短所
・交通の便や、付近の施設が充実しているため、自然や不便を楽しめない
公園キャンプ場は周囲の施設や交通に困らないと上記で書きましたが、キャンプといえば「不便を楽しむこと」という考えの人もたくさんいます。
また、山キャンプや林間キャンプを好む人にとっても、街の景色がすぐ近くにあるのは抵抗があったりもします。
そういった人たちにとっては、「現実から離れて、非日常を満喫する」ことができないため、公園キャンプ場には行きたくないという人もいます。
高原キャンプ場
山キャンプと同じく高所にありますが、高原と名のつく通り景色が開けているのが特徴です。
地名で「○○高原」とついている場所にありますので、基本的には日本の山間部に集中しています。
約2ヶ月ぶりのキャンプ!
— うすけ?family camper? (@kazucanp) 2019年6月8日
いきなり出撃だったけど、
菊池高原はやっぱり最高^_^#菊池高原ファミリーキャンプ場 pic.twitter.com/aOBAY34cl2
高原キャンプ場の長所
・気温が低く、避暑地として最適。
山間キャンプでもお伝えしましたが、標高が高いため気温が平地とは10度以上違うこともよくあります。
夏の避暑地として最適なので、夏場は非常に予約が混み合うことがあります。
夏の暑さから逃れたい方は早めに予約をしましょう。
・スペースが広く、見晴らしも良い。
山間部ではありますが、起伏があまりない地形のため、比較的広いスペースがあります。
フリーサイトであれば自分の思い通りのサイトも構成することができるでしょう。また、高台にあるため景色が良く、星空だけでなく日中も風景を眺めながらのんびり過ごすことができます。
高原キャンプ場の短所
・天候が変わりやすく、雨対策が必要。
高原は山間部にあるため、雲がかかりやすい地形です。
その時は晴れていても、数時間後には曇り空になることも珍しくありません。
雨が急に降り出すこともありますので、テントにフライシートを忘れずにかける、タープを張るなどの対策を忘れないようにしましょう。
場所によっては風の通り道になることもあります。ペグでしっかり留めておかないと、遥か彼方へ飛んでいってしまう可能性もあります。
河川・湖畔キャンプ場
川に沿って、または湖の畔でキャンプを行える場所です。
河川は各県に、湖畔は有名所では山梨県や静岡県で、富士山を臨んだ湖畔キャンプが人気ではないでしょうか。
水場なので、ウォーターレジャーも一緒にできるという特徴があります。
キャンプだぜ@鬼怒川
— まぬぬ (@manunusan) 2019年5月18日
テント設営完了!
川のせせらぎと露天風呂♪#キャンプ pic.twitter.com/uCZJ4zZEU0
今回は山梨の四尾連湖までソロキャンツーに行ってきました?
— saigou@MT09-TRACER (@saigou0923) 2019年6月2日
荷物運びが少し大変やったけど、四尾連湖を眺めながらゆっくりキャンプができて楽しかったなぁ( ´ ▽ ` )
ゆるキャンと同じように豚バラ串食べたり、焚き火で癒されたり、コーヒーを味わったり、ゆるキャンを満喫できたな?#ゆるキャン pic.twitter.com/uc2g8pmFtm
河川・湖畔キャンプ場の長所
・水辺のため、ウォーターレジャーが楽しめる
川・湖ともにキャンプだけでなく、レジャーも楽しめます。
川であれば釣りや急流下り、湖は釣りやカヌーなど、水辺でしか楽しめないレジャーを思う存分味わえます。
暑い時期は水に触れることによって涼も取れるので、一石二鳥ですね。
・せせらぎや景色による癒やし効果が抜群
水の音はヒーリング効果があるといいます。
また、水辺は鳥も集まりやすいので、鳥のさえずりにも心が落ち着かされます。
また、湖の鏡面効果で星空や風景の壮大さがさらに引き立ちます。
つい写真を撮りたくなってしまう風景に心が癒やされるでしょう。
河川・湖畔キャンプ場の短所
・湿気が多く、霧や水滴などに注意
水辺だけあって、湿度が高いことによる弊害があります。
まずは霧が非常に出やすいです。キャンプしているだけならいいのですが、行き帰りなど、運転中にも霧で全く前が見えなくなることもあります。
霧は湖に多いので、運転をする方は注意をしましょう。
また、湿度が高いため、テントやタープに水滴が非常に付きやすいです。
朝になったらテント内が水滴だらけだったなんてこともあるので、しっかり濡れた部分は拭き取りましょう。
まとめ
今回は公園・高原・水辺のキャンプ上について説明をしました。
日本は四季もあり、山に川に海に…と様々なシチュエーションでキャンプができる素晴らしい国だと思います。
自分の住んでいる県だけでなく、○○キャンプならこの県が有名!なんて情報もあると思いますので、ぜひ各地へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
コメント